はじめてのオモチャ選びでは、子どものよろこぶ顔を見たくてついつい色々と買ってあげたくなってしまいますよね。
子どもの笑顔のために仕事をいつもよりちょっと頑張ったり、それこそおもちゃを買うために一緒におでかけしてみたり、
親としての行動のモチベーションになります。
でもそんなおもちゃに関連していろいろな悩みも出てきます。
本記事ではそんな悩みを共有するとともに、それを解決するひとつの選択として、
“おもちゃのサブスク”
を紹介したいと思います。
おもちゃ選びは悩みがいっぱい
以前の記事でおススメおもちゃの紹介をした際にも書きましたが、
「赤ちゃん オモチャ おすすめ」とかで検索すると15選だとか20選というように、いろんなおもちゃが紹介されていて、なかなか選べなかったりします。
選べない理由はさまざまかと思いますが、大まかに分ければ以下の3つに分類されると思います。
1:子どもがちゃんと遊んでくれるかわからない
これが一番究極の悩みでしょう。
遊ばせてみたはいいけど、触ったのは最初だけで、それ以降は部屋の隅でスペースだけ占拠してしまう。
なんとしてもそれは避けたい、というのが親の心理です。
買うときはもちろん、子どもが興味を示したものを買うと思いますが、そのおもちゃに適した年齢の間ちゃんと遊んでくれるかは別問題です。
自分が小さいときに遊んでいたおもちゃも、何が楽しくて遊んでいたかなんて覚えている人はなかなかいません。
また「このおもちゃは赤ちゃんの○○を刺激します!」みたいな文句は「ホントかよ」と疑いたくなりますよね。
2:どれくらいが適量かわからない
選べない理由としては少し外れたものになるかもしれませんが、
何種類くらいのおもちゃをあたえればよいかわからず、良さそうなおもちゃを見つけても、あたえることをためらってしまうケースです。
また、量という点では「自宅の保管スペース」を考慮して、買って問題ないかという悩みを生みだします。
3:有名どころは金額が高い
そうなると、有名どころであればハズレも少なく、無駄にならないんじゃないかという考えが出てきますが、
有名どころの子どもの(特に赤ちゃん用)おもちゃは価格が結構するものがあります。
ものによってピンキリではあるのですが、ボーネルンドやブリオなんかはそれなりの価格します。
例1)マグネットパズル『マグフォーマー』(ボーネルンド、3歳~)
→30ピースで6,600円
例2) つみき50ピース (ブリオ、1歳6か月~)
→4510円
それくらいか~と思うかもしれませんが、遊んでくれなかった時の精神的ダメージなどを考えると結構な印象です。
だからといって似たような商品(後発品)みたいなのを選ぼうとすると、また1の悩みに戻ります。
おもちゃもサブスクの時代へ
そんな悩みを解決する方法があります。
最近何かと流行りの“サブスクリプション”という方法です。
サブスクリプションとは
商品やサービスなどを一定の期間利用することに対して、代金を支払う方式を言います。
月額定額使いたい放題!みたいなやつですね。
- 動画サービス 『Prime Video』『 Netflix 』など
- 書籍サービス 『dマガジン』『楽天マガジン』など
- ファッションレンタル 『 MECHAKARI 』『airCloset』など
他にもたくさんありますが、これらはサブスクリプション(サブスク)と言われるサービスです。
サブスクのデメリット
こういったサービスを使った経験のある人は感じているかもしれませんが、サブスクは使った量・頻度に関係なく同じ金額が請求されます。
つまり契約していれば、全く使わなくても使っている人と同じ金額を支払います。
また買い切りでないため、やめる際にはものを返却する、課金が終わると使えなくなる、という特徴もあります。
おもちゃをサブスクで用意するメリット
ではおもちゃをサブスクリプションで利用するとどうなるでしょうか。
この後実際に“おもちゃのサブスク”を提供しているサービスを紹介しますが、どちらにも共通していることを、先ほどの悩みに当てはめてみます。
遊んでくれるかわからない。を解決
月齢や発達状況にあわせた最適な知育玩具をプロが選定し 、定期的に届けてくれます。(プランにより30日~60日ごと)
またすでに持っているおもちゃなども考慮してもらえるので、重複する心配もありません。
適量がわからない。を解決
品数はプランによりますが、2~6点が入れ替わりで使えますので、子どもは常に違ったおもちゃで遊べますし、 指定のルールに従って返却するので、スぺースを気にする心配は軽減されます。
有名どころは金額が高い。を解決
やや古い調査になりますが、教育関連大手のベネッセが2015年に行った調査では、9割の家庭がおもちゃにかける金額を月額3,000円以下にしていることがわかっています。
それくらいの金額を適切とした場合、ということになりますが、紹介するおもちゃのサブスクは、月額が3,000~4,000円程度になっていて、平均より少し高いかな?と感じるくらいの金額です。
そういった金額の中で、グッド・トイアワードを受賞したおもちゃなど、国内外の有名なメーカーの商品が使えますので、お得感があります。
サブスクのサービス業者2社
それでは、“おもちゃのサブスク”を提供している2社を紹介します。
やっているサービスはほぼ同じですが、料金やおもちゃの交換などのルールが若干異なりますので、ご自身の事情と照らし合わせてみてください。
トイサブ!

- 料金:月額 3,340円(税別) 1日あたり税込みで約120円
- 交換サイクル:2カ月に1回 6点発送
- 返却期限なし。気に入ったら買取可能。
- 3カ月~4歳ごろまでが対象のおもちゃを取り扱い
株式会社トラーナが提供する、知育玩具を毎回6点貸出するサービスです。
購入価格で15,000円以上のおもちゃが送られてきます。
子どもが万が一遊ばなかった場合に返却をしても次の発送タイミングまで待つ必要がありますが、気に入った場合は1点単位で期間の延長や買取が可能です。
キッズラボラトリー
- 料金;月額3,980円(税別) 1日あたり税込みで約141円
- 交換サイクル:毎月 5~6点
- 返却期限なし、買取可能
- 生後3ヵ月~8歳まで対応
キッズ・ラボラトリー株式会社が運営するサービスで、さきほどのトイサブ!よりは後発で、業界2番手です。
値段がやや高くなり、 またお届け時+1,000円発生する点は注意ですが、交換サイクルが早いのと、遊ばなかった場合の交換が可能という特徴があります。
また、お試しプランとして有名メーカー商品は届きませんが、隔月2,980円で2~4点が60日周期で使えるプランもあります。
まとめ
以上、今回はおもちゃ選びにつきものの悩みを解消する方法として、“おもちゃのサブスク”を紹介いたしました。
サブスクでおもちゃを用意することで、
- 子どもが遊ばなくても無駄にならない
- 返却するので保管スペースを圧迫しない
- 有名ブランドおもちゃを試せる
というメリットがあります。
紹介したどちらのサービスもおじいちゃん、おばあちゃんからの注文にも対応していますので、離れて暮らしていたりして子どもの好みがわからない、なんてケースでも大丈夫です。
一度検討してみてはいかがでしょうか。

