・妊娠中期にやっておくべきことや、何に気を付けたらいいか確認したい。
・自分が育休を取るのかや、出産をどこで行うのか、保育園をどうするのかなどに合わせて情報収集を行う。
・ベビーグッズはお互いの両親からサポートがあったりする。どんなグレードのものを誰が用意するのか、確認できるなら確認しておく。
妊娠中期はいわゆる「安定期」
ようやく16週!安定期〜✨
— たまご®@16w (@02092020ms) August 8, 2020
体調とか特に変わるわけじゃないけど気持ち的にホッとしてうれしい☺️
妊娠してから16~27週の期間は妊娠中期です。
いわゆる一般的には「安定期」と言われる時期になっています。
女性の体調面ではつわりなども比較的落ち着いてくるので、初期に比べれば行動がしやすい時期ではあるかもしれません。
ですが、この頃からお腹が見た目でわかるくらいに 大きくなってきますので、妊娠前と同じようにはもちろんできないです。
この時期に男性の立場で行うべきなのは、妊娠前~初期にやるべきことでまだ間に合うことを再確認して、やっておくこと。
そして、引き続きパートナーの身体を気遣いつつも出産に向けた準備を徐々に進めていくことです。
気をつけること・やるべきことリスト

男性が単独で何かをするというよりは、パートナーと一緒に準備を進めるというものが多くなっていますが、少なくとも上記のものくらいは任せっきりにすることなく、自ら進んで話題にしていきましょう。
以下でもう少し詳しく解説します。
出産場所を話し合う(里帰りの有無)
里帰り出産のために粛々と嫁さんを実家まで送ってきます。
— おたけ📜メモ魔塾生 (@otakememo) August 8, 2020
帰省での長距離運転は初めてなので、気をつけて向かおうと思います。夕方くらいまでには着けるといいな〜。
出産を行う場所は、必ずしも現在住んでいる地域の産院とは限りません。
里帰り出産という選択肢があります。
女性が実家(故郷)に一時帰郷し、その地域の産院にて出産するという方法です。
特にはじめての出産となる場合、女性にかかるプレッシャーというのは男性には計り知れないものになります。
「体内からスイカがでてくるような痛さ」とか言われたり、テレビドラマなんかで出産時に命を落とすなんて話を見聞きしたりするわけですから、不安になるのが当たり前ですよね。
また出産直後は体力も消耗していますので、身の回りの世話と生まれたばかりの赤ちゃんへの対応が頼める環境を用意するため、住み慣れた実家で出産経験者である親御さんの世話になるというのはごくごく自然な考えです。
もし里帰り出産と産婦人科を途中で変更することになりますし、移動するタイミングや移動手段などもしっかりと用意しておく必要があります。
逆にあまりに帰省先が遠方過ぎたり二人目だったりすると、里帰りが難しいケースも考えられるでしょう。
その場合はどのように産前産後のサポートをやっていくのか、親戚に来てもらうことができないかなど、パートナーの考えを確認しておく必要があります。
また、受診中の産院の先生にも相談して、母体や胎児の状態に合わせた選択をするということにも気をつけたいところです。
勤務先の社内規定・就業規則を確認
育休は子が1歳になるまでだと思い込んでたけど、会社の就業規則を見直してみたら3歳までだった。保育園入園は0歳4月一択だと思ってたけど、1歳4月という選択肢もある?待機児童問題解消しつつあるとはいえ1歳4月で入れるんだろうか?悩ましい〜〜
— るんぺる (@runpel_) August 5, 2020
会社等にお勤めの方は、勤務先の社内規定・就労規則を確認することは必ず行いましょう。
調べるのはもちろん「育児休業」に関する項目です。
特に里帰り出産をしないということを選択する場合、そして周囲のサポートを得られない場合については、最低でもパートナーの体力が戻るまでの間、あなたがそのサポートをしなくてはいけません。
実は私も2人目の時に産後の1ヶ月だけ育休を取りました。
その時やったことについては別記事(男性の育児休暇~私の経験談~)で書いていますが、これをもし体力も戻らない内に単独でこなすとしたらゾッとします…
育児・介護休業法(育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律)は、企業や事業所の規模や業種を問わず適用されます。
就業規則は10人以上の従業員がいる事業所には必ずあるもので、ないと違法ですし、もし就業規則に書いてなくても取得を主張することは可能でしょう。
ですが、戻らずそのまま退職するわけではないのですから、できるだけ円滑に事が進むようにしておくのは後々の自分の為になります。
どこで見るのか分からなければ、会社の人事総務担当者に問い合わせればわかると思います。
周囲への報告
妊娠初期にごく近い間柄の人や直属の上司には報告を済ませているかと思いますが、中期になると流産等のトラブルリスクが少し下がりますので、もう少し広い範囲にも報告しておきましょう。
例えば付き合いのある友人関係や、職場の同僚などです。
だんだんと友人との遊びや飲みの機会に参加できることが減るでしょうし、職場では急な欠勤・早退に加え、育休を取るのであれば引継ぎなどが発生する可能性が出てきます。
事前に起こり得ることを伝えておくことでいろんな部分でスムーズにいくことが増えるでしょうし、その後の人間関係を考えればしっかりと伝えておくべきです。
保育所の情報収集
共働き世帯であればかなり重要になってくるのが保育所の情報収集です。
- 通える範囲にある認可の保育施設に空きがあるか。
- 認可に空きがないなら認可外で利用できそうなところがあるか。
- いつから預けたいのか。何歳から預けることができるのか。
- いつまでに預けるための手続きを、どこで行えばよいのか。
- どんな保育方針か(仏教系、キリスト教系など宗教関係も含め)
- 見学に行き、先生をはじめとする職員の方の印象がどうだったか。
などなど、調べておくべきことは多岐にわたります。
「保活」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、希望する保育施設があっても必ず入れるわけではなく、保育の必要性が高い人から優先になってしまいますので、できることは早い段階からやっておくのがおすすめです。
※保育施設の違いや、保育の必要性についてはこちらの記事でも紹介しています。
ベビーグッズの情報収集

無事に赤ちゃんが産まれてくると、一気に必要になるものが増えていきます。
一例をあげるとすれば、
- オムツ・ベビー服・おくるみなどの身につけるもの
- 赤ちゃん用の布団一式・ベビーベッド
- 哺乳瓶・粉ミルク
- ベビーバス・温度計などお風呂(沐浴)関係
- ベビーカー
- ハイローチェア
- バウンサー
などです。
必要になるのはこれだけにとどまらないですし、中には条件次第で不要なものもあるでしょう。
お互いの両親らから贈ってもらえることが、あらかじめわかっている場合もあるかもしれません。
自分たちは「何を」「どんなグレードのもので」「いくつ」用意すればいいのか。
そして費用はどれくらいかかりそうなのか。
情報を整理しておくことは早いに越したことはありません。
やり残したことはないか確認する
「妊娠前にすることは盛りだくさん!プレパパ必見の5項目」でも紹介していますが、だんだんと2人でしかできないことが実行できる時間は少なくなっていきます。
中にはすでに間に合わないものもあるかもしれません。
今一度やり残したことが無いか確認しておきましょう。
2人きりでの旅行なども、医師の判断を仰ぎながらできるうちにやっておきたいですね。
おまけ:夜の夫婦生活
もしかしたら男性は結構気になっているかもしれない、妊娠中の夜の営みについて触れておきます。
クリニックフォアグループさんのウェブページ内にあるコラムでは
性行為をしてはいけないということではありませんが、性行為をするタイミングややり方にポイントがあります。
としています。
時期ごとにそれぞれ違ったリスクを抱えることになるため、してはいけないという指標こそないものの、引用元のコラムなどをよく読んでおくべきでしょう。
ユニ・チャーム社のウェブページ内にあるポートサイド女性総合クリニック ビバリータ 院長清水なほみ先生監修の記事では、基本的には避けたほうがよいとしていますし、どうしてもという場合はパートナーと、そして必要に応じて医師とも相談して行いましょう。
まとめ
妊娠中期に気をつけること・やるべきことを紹介してきました。
この時期だんだんと準備をする項目が多くなってきます。
悩みそうな人は、名前の候補なんかを考えるタイミングでもあるかもしれませんね。
いずれにせよ他でもない二人の子なわけですから、どちらか一方だけが一生懸命準備している、なんて状態にならないようにしていきたいですね。
このブログではこの他にも新米パパが知っておきたい情報を発信しています。
是非他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
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