イクメン!家族サービス!その言葉の裏側にあるもの

 近年はあまり聞かれなくなりましたが、50代くらいの家庭を持つ男性からは、今でも「週末は家族サービスだ」などという言葉がでることがありますよね。

 また、最近では育児に積極的に取り組む男性を「イクメン」という言葉で表現したりします。

 これらの言葉、聞く人によってはとても嫌悪感を覚えるものになっています。

イクメン?子育て参加なんて当然でしょ

 子育て参加に積極的な男性について「イクメン」という言葉でもてはやすようになって久しいですが、そもそも自分の子供を育てるのは当たり前なのに、特別であるかのように扱われることが不快である、とする人がいます。

 確かにおっしゃることはごもっともで、どちらか片方だけが育児をするというのは不公平に感じると思います。

 そもそもかつての日本には、

  • 男性が仕事に出て、家族全員を養う
  • 女性は家庭に入って、子を育て、夫を支える

 というのが当たり前だった時期があり、その意識というのは年齢の高い人を中心に根強く残っている印象があります。

 女性の社会進出が進み、共働きの家庭が多くなっている現在において

「仕事に家事に育児にと苦労する妻を“手伝う”夫は素晴らしい!」

 みたいなところから「イクメン」という言葉が生まれてきたとすれば、上から目線であり、いい印象の言葉には聞こえませんよね。

 周囲の人間が言うならまだしも、自称しちゃうとかなり痛い人間だと思います。

家族サービス…って仕方なくやってる?

 この言葉も先ほどのイクメンと同じように、夫婦の役割がはっきりと分かれていた時代に生まれた言葉です。

 会社内での関係性をよくするための付き合いでのゴルフとか飲み会とか、そっちの方が出世のためにより大切なのだから、家族を遊びに連れて行くのは二の次。

 そういった優先順位のつけ方が根底にあるんでしょうね。

 こちらの場合は「サービス」という単語から、仕方なく行うものだという認識や、金銭的なやりとりを連想することで、嫌悪感につながっています。

「週末に家族サービスで○○へ行くんです」というような形で、自分で言ってしまうと印象が非常に悪いのはイクメン自称と同じですね。

他に言い方はある?

 これは私個人の考えになりますが、そもそもこのような言葉を使う必要があるのか、ということで他の言い方自体必要ないと思っています。

 使うことで発言者が「男性優位」の考えを持っている、と勘繰られてトラブルの種になる可能性があるなら、いっそ使わずにいるべきです。

 まぁ会話の流れで相手方から出た際に、わざわざ「その言葉嫌いなんで」とか突っ込むのは野暮なので、自分から使わないようにするだけです。

 また現代は夫婦のあり方も多種多様です。

 育児の進め方についても、お互いの向き不向きがあるでしょうから、役割がはっきり分かれているケースがあってもいいと私は思っていて、他人のやり方に対して自分本位な正義感ややり方を押し付けるようなことがなくなりさえすれば、自然とこんな言葉はなくなっていくのではないでしょうか。

まとめ

  •  イクメンも家族サービスも、「男性が外で稼いできて、女性は家庭を守る」のが当たり前だった意識から生まれた言葉で、自分から使うと時代錯誤の考えを持っていると疑われます。
  • 現在の夫婦の形は多種多様なので、自分の正義感を他人に押し付けなければ言葉の一つや二つでイライラしなくて済むんでない?

 というお話でした。

 それってあなたの感想ですよね?と突っ込まれそうな部分が多いですが、眠いのでこの辺で。おやすみなさい。

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