キッチンでお料理をしていると、子どもが近くに寄ってきて
「わたしも(ぼくも)やりたい!」
と言ってくること、ありませんか?
どの作業を手伝ってもらったらいいのかわからなくて
ついつい「ありがとうねーちょっと待っててねー」
みたいな感じでごまかしてしまうこともあるかと思います。
そもそも料理の手伝いって何歳くらいからできるんでしょうか。
今回は、年齢別にお手伝いしやすい作業を紹介するとともに、
最初のお手伝いとして簡単な「サンドイッチ」が作れる本を紹介します。
お手伝いをしてもらう効果
お手伝いをしてもらうことは、
- 任されたことを達成できたことで自信がつく
- ものに触れるたり動かすことが手指の発達につながる
などのメリットがあります。
コミュニケーションのひとつになることも、
お手伝いをしてもらう利点です。
年齢別まかせやすいお手伝い作業
1~2歳
この年齢はまだ、食材に触ったりする作業は
なかなか難しいかもしれません。
しかし、
- 割れない食器の用意や片づけ、
- 使った食材の包装を捨ててもらう、
というような作業はまかせやすいかと思います。
お手伝いというより、遊びに近い感覚でお願いしてみると
楽しんでやってくれるかもしれませんね。
3歳
このくらいの頃になると、
料理に対しての興味も少しずつわいてきます。
おもちゃのおままごとセットなどが好きになる子どもも
多いでしょう。
- ホットケーキの材料をかき混ぜる
- レタスなどの葉物をちぎる、トマトのへたをとる
などの作業であれば失敗も少なく、子どもも理解しやすいかと思います。
おにぎりを丸めるようなことも、
簡単でありながら料理としてちゃんと完成するので
子どもの満足度も高くなります。
4歳
4歳ともなるとそれなりに細かい作業もできるようになってきます。
失敗も多いかもしれませんが、
卵を割るような作業をまかせてもいい頃と言われています。
また、ハンバーグのタネをこねるような作業も
食材の温度や感触を手で感じることができておススメです。
5歳
早い子だと、包丁を扱えるようになってくる年齢です。
包丁が危ないものだと理解できていれば、
歯がついていない子ども用の包丁から試してみましょう。
柔らかい食材を、押しつぶすような感じで切るのが
最初のステップとしてはやりやすいです。
ただ最初の何回かは、まかせるというよりもしっかり横で
見ていてあげる必要があります。
最初はサンドイッチがおススメ
2歳くらいからでも一緒にできる料理としておススメなのが
サンドイッチです。
- Pasco『超熟サンドイッチ用』
- ヤマザキ『ロイヤルブレッド サンドイッチ用』
なんかを用意して、食材を乗せていくだけなので
まず失敗しないです。
具材の用意は親がやってあげてください。
『サンドイッチサンドイッチ』
福音館の『サンドイッチサンドイッチ』という絵本があります。
読み聞かせする絵本でありながら、
絵本のストーリ-通りに食材を乗せれば、
ちゃんとサンドイッチが完成します。
我が子も、この本をひらきながらサンドイッチを作ったのが
はじめての料理になりました。
イラストもデフォルメされていないので、
子ども目線でも目の前のリアルな食材と同じものを
乗せていくことが簡単にできますよ。
まとめ
子どもの料理のお手伝いってどんなことができるか不安ですよね。
大人と一緒で、最初から難しいことはできませんから、
料理の手順も細かく分けて、失敗が少なそうなものから
少しづつレベルアップしていきましょう。
失敗した時に怒ったりしてしまうと、トラウマになって
やってくれなくなったりもしますので注意です。
まずは一緒にサンドイッチから始めるのがおススメです。