『保育所におけるアレルギー対応ガイドライン』まとめ

タイトル 保育所における アレルギー対応 ガイドライン まとめ

子どものアレルギーって心配ですよね。

そもそもアレルギーがあるのか、ないのか。

あるのであれば、何に対して反応するのか。

家庭でも食べ物について、1つずつ与えてみては様子を見る

というようなことを試しますよね。

食物アレルギーをもつ子どもが年々増えている中、

保育、教育の現場でも、食物アレルギーや

アナフィラキシーショックなどに対する知識が重要視され

厚生労働省は2011年に

保育所におけるアレルギー対応ガイドライン

を発表しています。(2019年に改訂)

今回はそのガイドラインの基本部分をザックリとまとめましたので、

保育所選びの際の参考にしたり、

家庭での取り組みの参考にしていただければ幸いです。

『保育所におけるアレルギー対応ガイドライン』とは

アレルギー疾患を持っている子どもへの対応方法について、

が対応の仕方の基本を示したもので、

2011年に発表されました。

その後2019年に、アレルギーについての最新の知識などともとに

改訂が行われています。

ガイドラインは基本編と実践編に分かれており、

今回は、家庭でも役立つ知識として基本編をまとめていきます。

アレルギー対応の基本

アレルギー疾患とは

アレルギーとは、体の外から入ってくるもののうち

本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する

過剰な免疫反応のことです。。

乳幼児が掛かりやすいアレルギーとしては、

食物アレルギーアナフィラキシー

気管支ぜん息

アトピー性皮膚炎

アレルギー性結膜炎

アレルギー性鼻炎

が代表的なものとして挙げられます。

また、アレルギーになりやすい体質の人が、

次々にアレルギー疾患になることを

アレルギーマーチと言います。

アレルギーマーチの図
保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)より

保育所における基本的なアレルギー対応

アレルギーの対応の基本原則として、

ガイドラインでは以下のように定めています。

【保育所におけるアレルギー対応の基本原則】
○ 全職員を含めた関係者の共通理解の下で、組織的に対応する
・アレルギー対応委員会等を設け、組織的に対応
・アレルギー疾患対応のマニュアルの作成と、これに基づいた役割分担
・記録に基づく取組の充実や緊急時・災害時等様々な状況を想定した対策
○ 医師の診断指示に基づき、保護者と連携し、適切に対応する
・生活管理指導表(※)(8 頁参照)に基づく対応が必須
(※)「生活管理指導表」は、保育所におけるアレルギー対応に関する、子どもを中心に据えた、医師と保護者、保育所の重要な“コミュニケーションツール”。
○ 地域の専門的な支援、関係機関との連携の下で対応の充実を図る
・自治体支援の下、地域のアレルギー専門医や医療機関、消防機関等との連携
○ 食物アレルギー対応においては安全・安心の確保を優先する
・完全除去対応(提供するか、しないか)
・家庭で食べたことのない食物は、基本的に保育所では提供しない

保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)より

ちょっとなに言ってるかわかんないですね、という方は、

「施設全体で知識と対応の方法をしっかりと共有して、

医師や保護者などと適切な連携をすることで子どもを守りましょう」

という風に理解すればよいと思います。

保護者の立場としては、家庭で試したアレルギー食材のチェック結果を

量や与え方なども含めて細かく伝えるようにしていきましょう。

緊急時の対応

緊急性の高い症状
保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)より

万が一保育中に緊急性の高い症状が見られた場合は、

119番通報による救急車の手配の他、

必要に応じて『エピペン®』を使用します。

『エピペン®』とは、アナフィラキシーショックなど

生命の危険が考えられるアレルギー反応に対して、

病院などに搬送されるまでの症状悪化防止に使う注射で、

緊急時であれば医師でなくても使用可能です。

アレルギー疾患対策の実施体制

保育所における各役職員の役割を明確にし、

組織として対応に当たれる体制づくりが重要としています。

事故防止のための普段からの記録の徹底も重要事項として

書かれており、保護者との面談による確認・協議なども

記録することになっています。

保護者としてはこういった部分を決して保育所任せにせず、

積極的に情報提供をしていくことが、

子どもを守ることに繋がります。

食物アレルギーへの対応

保育所においては給食の提供を前提として考え、

原因となる食材については完全除去が基本です。

家庭で食べたことのない食材は与えない方針を取ります。

また、誤食の防止として人的ミスや、

子ども同士でのふれあいの中での発生が無いように

安全確保に必要な人数の確保が求められています。

まとめ

以上、保育所におけるアレルギー対応のガイドラインについて

基本の部分をまとめました。

保護者としては、

  • 保育所を見学する際に、ガイドラインの対応について質問してみる。
  • 実際に預ける段階になったら、保育所との情報共有をしっかり行う。

この2点をしっかりと行うことが、子どもを守ることにつながるでしょう。

ガイドライン自体は実践編を含め

91ページにも及ぶものになっていますのでもっと詳しく知りたい方は

コチラからご確認ください。

タイトル 保育所における アレルギー対応 ガイドライン まとめ
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