子どもは成長に合わせて、
できることがどんどん増えていきます。
発育に合わせたおもちゃを与え、時には一緒に遊ぶことで
効果的に発達を促すことができるようになります。
また、同じおもちゃでも子どもは成長段階によって
違った使い方をすることもありますので、
普段の様子を良く観察し、適したおもちゃを選びましょう。
0歳~
このころの成長の特徴
0歳児は行動の種類、範囲ともにできることが少なく、
細かい周期でできることが増えていきます。
最初の3カ月くらいから、ようやく何かを目で追ったり
いろいろな音に反応を見せたりというとことから始まり、
次第にものを掴んだり、たたいたりひっくり返したり
両手で抱えるようにしたりするようになります。
選びたいおもちゃ
色がきれいでハッキリしたものや、きれいな音が鳴るものなどが適しています。
具体的には
- ガラガラ
- ぬいぐるみ
- 大きめのボール
- 歯固め
など、子どもが舐めたりしても大丈夫なものを用意しましょう。
1歳 ~
このろの成長の特徴
1歳にもなるとある程度自由に歩いて移動したり、
手指も少しずつ細かな動きができるようになってきます。
また、特定のおもちゃで継続して遊ぶような
いわゆる「お気に入り」が出てくる時期ともいわれています。
選びたいおもちゃ
片手で掴んで投げたりできるものや、
引っ張ったり押したりして歩けるものが適しています。
- 小さめのボール
- 片手で掴めるサイズの自動車類
- 太鼓、木琴などの楽器類
- 木馬など乗り込めるもの
自動車類ですがトミカなどは硬さもあり小さいため
3歳からを対象にしているものも多いので、注意が必要です
2歳 ~
このころの成長の特徴
身の回りのことに注意が向くようになり、親のマネ事をしたりします。
また、2つのものを押し込んでくっつけたり、積み重ねたりするなど
手などもより細かく動かせるようになります。
さらも、動き回る衝動が強く表れるので、屋外での遊びも増えてきます。
選びたいおもちゃ
ごっこ遊びができるようなものや、
積み上げたりはめ込んだりできるものがよいでしょう。
- ブロック類
- キャラクター人形
- ままごとセット
- お絵描き道具
自宅にスペースがあるなら、室内用の滑り台や
ジャングルジムなんかも選択肢に入っていきます。
3歳~
このころの成長の特徴
足取りが安定してくるようになりますし、
一人遊びが長時間可能になってきます。
後半になると、自分で設定を決めた遊びを考えたりするなど
想像力が表に出てくるようになります。
選びたいおもちゃ
- レール上を走らせる電車
- ピースの大きいパズル
- 簡単な着せ替え人形
- 三輪車や幼児用自転車
2歳で使っているようなブロックでも
より複雑なものを作れるようになります。
まとめ
0~3歳だけでも適したおもちゃは多数あります。
特に3歳からを対象にするキャラクターものなどが
でてくるので、子どもにとって一気に興味が広がります。
ぜひ普段から子どもさんと触れ合っていただき、
興味をもった部分を伸ばせる遊びにあったおもちゃを選びましょう。